小学校でSustainabilityの授業

去る3月11日、

アトランタのある小学校で、

ゲストスピーカーとして、

Energy, Global Warming and Sustainabilityについてお話させて頂きました。

まず、皆さんが笑顔で迎えてくれ、

私の緊張もかなり解けました^^;

授業が始まると、

5年生、6年生の皆さんの知識の豊富さ、

そして積極性にとても驚きました。

手は次々に上がるし、

前のめりになって聞いてくださる生徒さんもいて、

本当に嬉しくなりました。

Emory Universityのシャトルバスが、

Recycled cooking oil からできたBiodieselで走っていることを
既に知っているお子さんもいました。

奇しくもこの日は3月11日。

震災のお話からスタートしてエネルギーの話題に入っていきました。

この日を迎えるにあたって色々と思うところがあり、

かなり力を入れて準備しました。

私がこの年齢だったときに知りたかったこと、聞きたかったこと、興味があったこと、

を頭で想像しながら、テーマや話題の展開を考えました。
面白くすることも重要でした。

でも最終的には「何を伝えたいか」「どう伝えるか」
をまとめるのに時間がかかりました。

アメリカは世界で何番目にCO2を排出しているのか、
アメリカのどのエリアで一番エネルギーが使われているのかを、
温暖化が進んだら、90度以上の日がアトランタでは一年間にどれくらい増えるのか、
分かりやすい地図やグラフを使って答えてもらいました。

また、特にアトランタの身近な話題を取り上げたいと思っていたので、
アトランタ空港近くにあるHickory Ridge Landfill Solar Energy Coverの話、
（2006年で一杯になったゴミ埋立地の上を7000枚のソーラーパネルで覆って発電している）
Truly Living Wellという団体がDowntownの中心でOrganic Foodを育てている話、
Smyrna市のUsed cooking oilを回収しBiodieselにしている話、
（Roswell Recycling Centerやほかの場所でも回収してます）
2012年Green Ribbon Schoolに選ばれたSpringdale Park Elementaryの話などを取り上げました。

そのほか、Leonard DiCaprioの環境問題に取り組む姿勢や映画、
色々な企業で努力していることをお話しました。

また自分たちには何ができるのかということも、
皆さんに出し合ってもらいました。

既に家でCompost（生ゴミの堆肥化）をしていることや、
使わない部屋の電気を消していること、暖冷房を使っているときドアを閉めること、
ゴミの分別、兄弟のお下がりを着ていることなどたくさん教えてもらいました。

特に印象に残ったことを授業後のアンケートでお聞きしたところ、
震災から2年経った今でも行方不明の方がたくさんいらっしゃること、
1992年の地球サミットにおいて12歳で伝説のスピーチをしたSevern Cullis-Suzukiのこと、
温暖化のこと、天然ガスのこと、ディカプリオのこと等、
非常に多岐に渡っていて、
何か一つでも強く覚えていて欲しいと思っていた私としては嬉しいことでした。

そのほかにも温かいメッセージをたくさん頂き、
私も勉強を始めたばかりの身ですが、興味を持ってくださって本当に嬉しく思いました。

最後に皆さんが将来の夢を話してくれてとっても感動しました。

先生方にはお忙しいところたくさんご協力頂きました。
慣れない私に貴重なお時間を頂いて本当に感謝しております。

私のプロジェクトは始まったばかりで、
勉強はまだまだ全然足りませんが、
引き続き頑張りたいと思います。

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