Ponce de Leon Ave沿いの丘に建っているIvy Hall。
観光地として有名なわけではない隠れスポットですが、
建築の観点からは、
アトランタで最も古く、最も完成されていて、最も重要な邸宅の一つだそうです。
1883年築。
The New Southと呼ばれたポスト南北戦争時代に建てられました。
Photo from SCAD Writing Center website
デザインはクイーン・アン スタイル
(the Queen Anne-Victorian architectural style)
当時のアトランタで、
一番最初にこのスタイルを完全に体現して作られたものと考えられています。
毎週金曜日10:00am-2:00pmの間のみ、一般に公開されていています。
建築家はスウェーデン人のGottfried L. Norrmanで、
ドイツで建築とエンジニアリングを学んだそうです。
世界中を旅していて、部屋によってはアジア的な装飾もありました。
彼の設計した建物はSavannahにも4つほどあるそうです。
玄関を入ると、
オリジナルの窓ガラスから燦々と日の光が降り注ぎます。
天井もオリジナルです。
とても静かで心落ち着くエントランスです♪
アトランタにおける鉄道の立役者Richard Petersでした。
息子Edward C. Petersの結婚祝いにプレゼントしたものだそうです!
部屋ごとに使われている木材は違っていて、とてもゴージャスです!
Oak, Cherry wood, Pine, Curly Pineなどなど・・・
Peters夫妻はIvy(蔦)が大好きだったそうで、
家の装飾のあちらこちらに彫ってあります。
このお庭にはアジサイが咲き誇っていました♪
この向こう側は昔は畑だったとか。
今ではアパートが建てられています。
元々はMaster Bedroomだったお部屋
レストランになったり色々な時代を経て、
2000年に火事に見舞われてしまいましたが、SCADが2年をかけて修復。
建物内のデコレーションはオリジナルのものを除いては、
SCADの学生の皆さんが行ったそうです。
SCAD(The Savannah College of Art and Design)
クリエイティブで才能豊かな学生達がプロの道へ進めるようにするための学校で、
Atlantaの他に、Savannah, Hong Kong, Lacoste(France)に、
40以上のプログラムがあります。
大きいポーチ(テラス)では風を感じられ夏でも涼しいです~♪
ほんの少しの時間でしたが、
とても気持ちいい時間が過ごせました^^/
お時間があったらおススメです!!!
Ivy Hall
179 Ponce de Leon Avenue NE, Atlanta GA 30308
毎週金曜日11:00am-2:00pm、
素敵なDirectorの女性が無料でツアーをして下さいます♪
当時の生活の様子など興味深いお話を聞くことができます!
予約は特に必要ありません。
ちなみに、このIvy Hallは普段Writing Centerとして使われていて、
イベントなども色々開かれています。
10月24日(木)にはピューリッツァー賞受賞ジャーナリスト、
Isabel Milkersonが彼女の2011年ノンフィクション作品
"The Warmth of Other Suns: The Epic Story of America's Great Migration"
についてディスカッションするそうです!↓
会費は$10とのこと。
ランキングに参加してます。素敵な週末を♪ ↓
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